家内更紗ちゃん事件を知ってますか〜流浪の月〜凪良ゆう
文学YouTuberベルさんの動画も見てるので
よくタイトルは聞いてたんですけど
特に興味も湧かなかったんですが、
つい読んでしまいました。
そして
かなり面白かったでした。
凪良ゆうさん
天才やな💕💕
主人公の更紗が小学生の頃、当時大学生だった文について行って、
しばらくの間一緒に暮らしてました。
当時の更紗は、父親が死に、母親が蒸発。
叔母さんの家に預けられたが、あまり待遇は良くなく、そこの息子に性的なイタズラまでされてたので、
家に帰りたくないあまり、文について行ったんですね。
まぁ誘拐と言っても特に監禁、軟禁してるわけでもなく
元々自由人の更紗にはむしろ叔母さんの家にいるよりもリラックスできる場所でした。
でも、世間はそうはいかないですよね。
連日報道もされてついには叔母さんの家に連れ戻され、施設に行ったりだので大人になります。
というか、ここまでの話しだけで普通に一冊いけるんじゃないかと思うほど。
こんなに波瀾万丈なこと起きてるのにまだ前半なの!!?
この後どういう物語が続くの!???
という、ハラハラドキドキ
続きが気になって読み進めたくなるようなお話でした。
まじでおススメです。
面白かった🤟✨✨
映画化もされましたし。
みんなこの本を読んで、
更紗視点、文視点で物事を考えると思うんだけど
本当にそれが大事ですよね。
私たちは全員、唯一無二の存在で、世の中の人たちはその他大勢の知らない人たち。
だけどその人たちからしたら私の方がその他大勢のどうでもいい人間。
そういうことって常日頃からすごく思うことですよね。
でも日常生活おくってたら、なかなか
その他大勢の人たちの人生に起きている事象や感情にまで、深く細かく考えていられないですもんね。
大人になった更紗が働いてるファミレスに、
親切な同僚がいるんですね。
みんなのこと気にかけてあげてて、
話しかけてくれて
優しくしてくれる方。
その職場ではみんなに好かれてる人だし、
実際私もそこで働いてたらその人のこと好きだと思います。
けど、今作ではどっちかというと悪者。
いや、まぁ悪いということはないんですよ。
しかし、普通はとても優しいということが、
普通から少しはずれてしまった人からは
めんどくさいことであるとか、鬱陶しさがあったりするんですよね。
過去のことをいちいち詮索されたくないし、
普通というフィルターにかけられてるので
ロリコンの大学生に誘拐されてた可哀想な人というレッテルを貼られるのは普通だし
それを覆すのって膨大な労力がかかる。
そして膨大な労力をかけてもわかってくれるかどうか。
わからないのが普通だし。
そういうことを考えると、人のことを理解しようとするのって
本当にとても大変なこと。
というか100%理解するってやっぱり無理です。
100%理解するというのは無理である。
ということを分かった上で
フラットに考えないといけませんね。
私もめっちゃ説明下手ですよね。
もぉまぢ無理😭
とにかくこの本最高だから読んで✨👊
そして、
凪良ゆうさん、もともとBL小説を書いてた方なんだそうです。
最高かよっ‼️‼️‼️✨✨💕💕💕💕💕
読まなければいけませんね💋👁
映画も見たいヨォ〜
ヤバぃよねっ
心臓🫀ドッキンドッキンだよ🧚🧚🧚
カフェで旅世界旅行気分になって〜ときどき旅に出るカフェ 近藤史恵〜
今回は、中之島図書館で借りた本を紹介します(^^)
ウッキウキで利用登録しに行ったんですけど、
ほとんど大阪関連の資料しかない😡😡
建物自体はぼちぼちの大きさあるんですけど、
中はすごい古い、というか歴史ある感じ。
小説コーナーはその中のほんの一角の片隅にしかありません。
しかもこれまた大阪に関連する小説のみ。
大阪が舞台の小説or大阪出身の作家の本のみ。
わぁあ🤭‼️‼️
徹底してますね。
もっと色々置いたらいいのに。
その中でも一応、加藤シゲアキさんや、西加奈子さんなんかがあったから
興味ある方はぜひ。
他にも作家さんの名前は知らないけど読んでみたい本が何冊かありました。
その中の一冊が今回の、
「ときどき旅に出るカフェ」
です。
私はこの歳で(年齢は秘密よ)、海外旅行に行ったことがありませんの。
行ってみたいなーとぼんやり思ってるだけの人間。
そんな私はすごく今作楽しめました💕💕
たまたま家の近くにあった雰囲気の良さそうなカフェ。
行ってみるとそこの店主は昔一時だけ同じ会社で働いてた後輩。
その女店主は、毎月海外に旅行に行っており、
そこで知った料理やスイーツなどを月替わりでメニューにしている。
普段の生活に追われてなかなか海外旅行なんて行けないけど、
ここで食事をしながらいろんな国の料理や雰囲気を感じる主人公。
と言った感じのお話てすかね。
すこーしミステリー要素があったり、
介護や人間関係など、
章ごとにテーマがあって、読みやすくなっております。
私は海外旅行行ったことないので、
この作品に出てくる
ロシア風チーズケーキのツップフクーヘン
ポルトガルのサラドゥーラ
ハンガリーのドボシュトルタ
中国の月餅🥮🥮
などなど、とても興味深いものがありました。
この話を読んで、
なんとなくあんまり好きじゃなかった月餅を
無性に食べたくなってしまって、
業務スーパーで買ってきちゃいました。
写メ撮ればよかったな💦
業務スーパーに4種類も月餅あったんですよ。
棗月餅(なつめ)
五仁月餅(うにん)
豆沙月餅(とうさ)
椰蓉月餅(いぇろん)
棗月餅と五仁月餅をいただきました。
棗は中身あんまり好きじゃなかったけど、
五仁月餅はとても美味しかったですよ。
それで思ったのですが、
業務スーパーも異国情緒あふれる食べ物たくさん置いてますよね。
この本を読む際には、
ぜひ色々な国のお菓子や料理、飲み物を飲みながら読んでみてくださいましな。
国が変われば常識が変わる。
こんなものの組み合わせの料理を食べるのかと驚いたり、
けっこういけるやんと新しい発見をしたり、
おもしろいてすよねきっと。
近藤史恵さん。
他の作品も見つけたら読んでみたいと思います^ - ^
驚愕!嬉しすぎます💕続編「彼女が好きなものはホモであって僕ではない 再会」
なんと!!
浅原ナオト先生の
「彼女が好きなものはホモであって僕ではない
」
続きがあったんですね🤭
安藤純くんが、大阪に行ってからどういう生活を送っていったのか
幸せになっているのか
私は親のような気持ちでとても続きが気になっていたので
めちゃくちゃ嬉しいです✨😊😊😊
嬉しすぎて、これ買ってもう3日目ですが、
まだ読み始められていません。。
これを持ってカフェに入り、アイスコーヒーを飲みながら☕️
パラパラめくってみたり
カバーを外してみたりしては
スマホをいじいじブログをせっせこせっせこ
🤣🤣🤣
いつ読み始めよう。
早く読みたい。
でも取っときたい。
私の悪い癖です。
大人しく
読み始めましょうね😠
瀬尾まいこさんは2冊め 「強運の持ち主」
「戸村飯店 青春100連発」を同僚に借りまして、
それがとても面白かったです。
なので瀬尾まい子さんの本が面白いことはわかっていたので、これもすごく楽しみでした😊😊
面白かったです。
元OLの主人公が、人間関係がめんどくさいので1人で働ける職に就きたいと思って
転職先が占い師。
そこで色々な人の悩みを聞いたりいろんな人と出会ったり
というお話です。
人間関係に疲れ
転職する際にアルバイトの求人を見て、
時給の高さと未経験歓迎の言葉に惹かれて応募。
そこである程度経験を積んで独立。
ショッピングセンターの2階の奥のスペースを借りて1人で仕事をしている。
とても羨ましい環境ですよね〜。
憧れます。
これもひとえに主人公ルイーズ吉田の行動力と、コミュニケーション能力の賜物ですね。
でも、やっぱり占いの館ってこんな感じなんだろうなーって思います。
素人が少し本を見て勉強して、
相談者にアドバイスをする。
もちろん、話を聞いてもらうだけで心が軽くなったり、背中を押してもらうと行動に移しやすかったりと
上手いこと占いを活用するのはアリだと思います。
でも私だったらやっぱり占い師に3000円も払って見てもらいたくないな。
ちゃんと魔力を持ってて、前世や霊や未来が視えるならもっと高額払ってもいいんだけど。。。
この物語の私的に1番おもしろポイントは、
物事のお終いが見えるという青年、武田平助の登場と、
主人公であるルイーズ吉田と恋人の通彦のデート。
武田平助くんのキャラクターがとても面白く、
勝手にルイーズの占いの館に押しかけて助手になり、「まぁ気楽にやりましょうよ」と自分で言ったりと奔放な感じの割に几帳面で整頓上手なとこが素敵です。
ルイーズと通彦のデートは、
夜景のキレイなレストランだとか、オシャレスポットなんかの特別な場所ではなく、
ヤバくないですか!??
エモくないですか!??
その2つの言葉がわたしには、今作1番ハマりました。
いつの話だよ!
と思って、この本が発行された日を見ると
2009年5月。
ステキです。
今は2022年ですし、私の今住んでる近所にはイオンはないので、
地元のダイエーを想像しながら読んでました。
うちの地元のダイエーは3階建で(駐車場含めたら5階建かな)、
1階 食料品売り場、フードコート、パン屋
2階 婦人服売り場
3階 本屋、日用品、ゲームコーナー、ゲーム屋さん、サンリオショップなどなど
それも私が子供の頃に潰れたので
かなり懐かしい私の大切な思い出です。
そこの食料品売り場や日用品売り場なんかで
同棲している恋人と買い出しデートだなんて
とてもステキで幸せそうです✨✨💓
想像しただけで楽しいです。
そういう楽しみ方をしてしまいました。
この本には。
イオンももちろん好きですが、
想像力でもう一度歩き回ってみてください🤗🤗
絶対楽しいです。
そんな楽しみ方をした一冊でした。
浅原ナオト先生は最高だなぁ〜 #塚森裕太がログアウトしたら
今回も大阪府立中央図書館で借りてきました。
浅原ナオト先生と垣谷美雨先生の作品2冊同時に借りてくるなんて、
私の中での2大巨頭ですから、
嬉しすぎる〜〜〜〜〜〜〜!!!(^ν^)
嬉ションじょばじょばですよ💦💦💦
イケメンで優しくて成績優秀、文武両道。
まさに非の打ち所のないスーパー高校生の塚森裕太くんがインスタでゲイをカミングアウト。
それによって周りにはどういう影響があるのか。
下級生、教師、ファンの女の子、そして自分自身。
それぞれの視点をつづった物語です。
えー、まずこの本を読む前に
十二分に楽しむために大事なことをお話ししようと思います。
あなたは本を読む時に、登場人物をどのように想像して作り上げますか?
私は何も考えずに本を読み始めて、読み進めるうちに勝手に頭の中に登場人物の映像が出るんですね。
その時に、実在する役者や芸能人を当てはめたり、アニメや漫画のキャラクターを当てはめたり、なんとなく頭の中に浮かぶオリジナルのキャラクターや人間(顔はボヤけたりする)の映像が出てきたりするんですね。
たまに表紙や挿し絵のキャラクターを当てはめたりもします。
でも今回は表紙の絵はイケメン高校生と言うよりもちょっと幼いかわいい感じかな。
時には特に人物の映像が浮かばなかったりすることもあります。
まぁそれでも本の面白さには影響無かったりしますが。
ですが、今回のこの作品
「#塚森裕太がログアウトしたら」
に関しては是非ともとびっきりのイケメンさわやか高校生を想像しながら読んでほしいのです。
だってちょっと性描写あるし。
私は今回なにも考えずに読み始めて、
途中から塚森裕太くんの映像が私の中に浮かび上がってきたのですけれど、、、、
これがなんとあんまりイケメンでない😂😂
いや私が悪いんですよ。私の想像力、妄想力。
以下私の頭の中にいる塚森裕太くん。
なんだろ、2000年代の肌の浅黒いサーフ系。
少し汚めの茶髪に、なんといってもお顔立ちがあんまり整っていない!!!
いわゆる雰囲気イケメン。
なんでだょぉーーーーー😭😭😭
一回頭の中に浮かんじゃうともうそいつで固定されてしまいました。
こいつは実写なんですが、現実には居ません。私の脳内が作り出した人間です。
くうぅぅー。
こんなことなら先にイケメン俳優やイケメンアニメキャラなんかを頭に叩き込んでから読み始めればよかった😭💦💦💦
「彼女が好きなものはホモであって僕ではない」では何も考えずに読んでも美少年が頭の中に入ってきたのに‼️
実写の神尾楓珠キュンもよかったのに😍😍
ごく一般的な登場人物を美少年で妄想する必要はありませんが、
今作は、眉目秀麗、見目麗しい主人公ということなので、妄想の対象は美形であることが絶対なのですよ。
これから読もうと思ってる人のために、これだけは言っておきたかった🧐
さあさあ、本題
中身の方なんですが、
皆さま周りの人にゲイであることをカミングアウトされたらどう思いますか?
ゲイだろうがノンケだろうがその人はその人。
変わらないよ
なんて思う人が今は多いかもしれませんが、
その中でもやっぱり
心の奥底では、今まで通りにはいかない何か引っかかりと言うか
100%カミングアウト前と一緒の対応で接するというのは難しい部分がありますよね。
特に仲が良ければ良いほど。
ほとんど絡みのないどうでもいい人だったらむしろ対応変わんないですよね🤟
そういう意味では、まだまだ性的少数者が普通になるのは先の話な感じしますね。
20〜30年後にはそうなれるかな。
なってほしいな。
この中で、私的に1番面白かったのは、最初の章。
自信もゲイである下級生の男の子パート。
塚森裕太がインスタでゲイをカミングアウト。
それがTwitterでもバズって、
校内放送でもカミングアウトをする。
絵に描いたようなキラキラした陽キャの塚森裕太なら絵になるし、青春って感じだけど
実際問題ふつうのゲイからしたら恐怖ですよね〜。
私もクローゼット(自身のセクシャリティを隠した状態)で生活していた時は
バレないように必死でしたから、
オープンリーな方には逆に近づけませんよ。
ただでさえ自分はナヨナヨしててオカマとからかわれることもあるのに、
自分からゲイ関連の話題に触れるような自殺行為はできないというのが本音。
塚森裕太のカミングアウトによって変に学校中がセクシャルマイノリティに敏感になったら困っちゃいます。
その私自身を表していたのが今回の、この下級生のキャラクター。
陰キャなんですよいわゆる。
クラスでは目立たない、地味な存在。
同じく陰キャ仲間のこと、ゲームをしたりゲームの話をしたり。
なによ!
陰キャで悪いわけ!!!???
あたしも陰キャよ!!
今も昔もそしてこれからも。
性格なのよ。
変えられないわ。
クラスでは地味なんだけど、
プライベートでは、ネットで知り合った30代の男の人とセックスフレンドの関係。
定期的に男に^_^抱かれながらアンアン言ってる。
そしてそれが、みんなとは違う、
クラスのみんなよりも、一軍の子たちよりも
過激なことを楽しんでる自分というステータスになっているんですね。
私と全く一緒!
でも、勘違いしないでほしい。
30代の男とその子はwin-winの関係というか、
お互い合意の上ですから。
今どきネットで知り合うのは危ないとか言わないでね(そりゃ危ないこともあるだろうけど)。
私も高校2年生の頃に初めてケータイを持った時
ネットの掲示板で出会ったわー年上の男たちに。
ロクなのがいなかったけど。
車で山奥まで連れて行ってフェラさせやがる自称35才見た目完全に50代以上の
下はジャージで上はランニングをインしてる坊ちゃん刈りのメガネオヤジ
プレイ中に変な薬物を使用し始めて、
挙げ句私にまで使用させようとしてきたデブジジイ。
こんなんばっかや!!
当時写メはもちろんありましたが、
遠慮がちだった高校生の私は(その割に掲示板は利用しまくる)写メ交換しましょうの一言がいえなくてね。。
てゆーか見た目が悪いのは100歩譲ってしょうがないにしても、
そんな見た目が悪いどうしようもないオヤジたちが高校生とヤレるんだから、
せめてちゃんとした格好をしてきて
それなりにもてなせるような金とか用意してこんかいっ!!!😡😡😡
今大人になった私はそう思います😠
(まぁ高校生と出会うなよそもそも)
そんな気を使わない、自分の快楽のことだけしか考えないようなやっぱりだから、
どんどん見た目も性格も悪くなっていくのでしょうね。
あ、すいません熱くなってしまいました。
これは全部私の体験談なので
本作には関係のない話でした🥺
私はそんな青春時代だったけど、
今はマッチングアプリやそう言ったのが発達してる世の中だから
せめて若い未来ある子たちは
ステキな出会いを経験してほしいと思います。
あぁ〜、この下級生のお名前忘れてしまいました。
もう本も図書館に返してしまったし。ショック
この子と会ってる30代の男は、この下級生の子じゃ飽き足らず、
カミングアウトがバズってる塚森裕太くんを見つけ、
なんとか塚森裕太くんも連れてこられないかと
下級生の子に言うんですね。
気持ち悪いんじゃぼけえええええーーーー👊👊👊👊
この下級生の子の前でそんなデリカシーのないこというんじゃねぇぇぇぇええええよ😡
ちょっと待って、
まだまだ全然書くことありすぎるけど、
長くなりそうだから、他の本の感想とも並行して書いていきますね。
とりあえずここでアップしとこう。
うちの父が運転をやめません〜垣谷美雨おもしろいよぉ〜
私の大好きな作家さん、垣谷美雨さん。
今回の作品
「うちの父が運転をやめません」はまだ文庫化してないのかなぁ〜。
本屋の文庫本コーナーで見たことありません。
大阪府立中央図書館にあったので借りてきました。
今回は珍しく男性が主人公です(50代)。
高齢者の運転、事故の問題を題材にした作品ですねー。
私は、「イライラしながら、笑いながら読める」というのが垣谷美雨作品の醍醐味だと思っています。
今回もその醍醐味を味わうことができました。
何にイライラするかと言えば、
いつもそうなんですが、なんてったって年寄り!
THE 昭和な考えが染み込みまくった年寄りの考えを聞くのはかなりイライラしますよね。
でもこれがクセになるんだなぁ〜
主人公の父、母はもちろん、そこの田舎に住んでる人間たちの昭和感のある考えには反吐がでます。
そして50代である主人公夫婦も昭和育ちですからね。
昭和の価値観と平成、令和の価値観に挟まれて葛藤しながら前に進んでいくところに勇気をもらえますよね(^^)
人生100年時代。
50歳でもあと50年。
30歳、40歳ならあと70年、60年生きないといけない時代ですからね。
自分自身の色々なことをアップデートして生きていかないといけません。
はるか
はるか
読了 2021/12/06
発行 令和3年10月1日
主人公の賢人が、10歳の頃に出会ったはるかという少女。
お互い直ぐに運命の両思いを感じて結ばれるが、はるかは地元の子ではないためすぐ離れ離れになる。
大人になって運命的に再会を果たして結婚。
しかし新婚生活1年で、交通事故によってはるかは死んでしまう。
AIのプログラマーであった賢人は時間とお金を注ぎ込んでAIとしてハルカを蘇らせる。
再び再会を喜び合う2人だが、賢人はすでに後妻を迎えた後だった。
はるかが嫉妬に狂い、賢人に後妻を殺すように仕向けるが、、、、
『前作ルビンの壺が割れた』を読んでいて、
宿野かほるさんの描く作品は面白いとわかっていました。
そしてページ数もそんなに多くなく読みやすい。
読み始めれば続きが気になりどんどん読み進めてしまいます。
前作に引き続き、最後のページの最後の1行が衝撃的で、ドキリとする終わり方でした。
が、前作と比べるとすこしオチに肩透かし感がありました。
とても面白かったですが。
最終的にはハッピーエンドかな?
あまりバッドにはならずホッとしました。
はるかに指示されて、毒を作るための薬品を買い込み、調合する。
それを優美が毎日飲んでるビタミン剤にまぜる。
そうすれば数日のうちに優美はその毒ビタミン剤を飲んでしまう。
が、その前にハルカは消えた。
殺人を犯す前に、正気に戻ってくれー賢人!
と思いながら読んでたので、
一応はホッとしました。
が、その分パンチがなかったですね。
ネットでレビュー見てると、優美は殺されたみたいな書き込みしてる人もいた。
殺されてないよね?わたしの理解だと。