うちの父が運転をやめません〜垣谷美雨おもしろいよぉ〜
私の大好きな作家さん、垣谷美雨さん。
今回の作品
「うちの父が運転をやめません」はまだ文庫化してないのかなぁ〜。
本屋の文庫本コーナーで見たことありません。
大阪府立中央図書館にあったので借りてきました。
今回は珍しく男性が主人公です(50代)。
高齢者の運転、事故の問題を題材にした作品ですねー。
私は、「イライラしながら、笑いながら読める」というのが垣谷美雨作品の醍醐味だと思っています。
今回もその醍醐味を味わうことができました。
何にイライラするかと言えば、
いつもそうなんですが、なんてったって年寄り!
THE 昭和な考えが染み込みまくった年寄りの考えを聞くのはかなりイライラしますよね。
でもこれがクセになるんだなぁ〜
主人公の父、母はもちろん、そこの田舎に住んでる人間たちの昭和感のある考えには反吐がでます。
そして50代である主人公夫婦も昭和育ちですからね。
昭和の価値観と平成、令和の価値観に挟まれて葛藤しながら前に進んでいくところに勇気をもらえますよね(^^)
人生100年時代。
50歳でもあと50年。
30歳、40歳ならあと70年、60年生きないといけない時代ですからね。
自分自身の色々なことをアップデートして生きていかないといけません。