瀬尾まいこさんは2冊め 「強運の持ち主」
「戸村飯店 青春100連発」を同僚に借りまして、
それがとても面白かったです。
なので瀬尾まい子さんの本が面白いことはわかっていたので、これもすごく楽しみでした😊😊
面白かったです。
元OLの主人公が、人間関係がめんどくさいので1人で働ける職に就きたいと思って
転職先が占い師。
そこで色々な人の悩みを聞いたりいろんな人と出会ったり
というお話です。
人間関係に疲れ
転職する際にアルバイトの求人を見て、
時給の高さと未経験歓迎の言葉に惹かれて応募。
そこである程度経験を積んで独立。
ショッピングセンターの2階の奥のスペースを借りて1人で仕事をしている。
とても羨ましい環境ですよね〜。
憧れます。
これもひとえに主人公ルイーズ吉田の行動力と、コミュニケーション能力の賜物ですね。
でも、やっぱり占いの館ってこんな感じなんだろうなーって思います。
素人が少し本を見て勉強して、
相談者にアドバイスをする。
もちろん、話を聞いてもらうだけで心が軽くなったり、背中を押してもらうと行動に移しやすかったりと
上手いこと占いを活用するのはアリだと思います。
でも私だったらやっぱり占い師に3000円も払って見てもらいたくないな。
ちゃんと魔力を持ってて、前世や霊や未来が視えるならもっと高額払ってもいいんだけど。。。
この物語の私的に1番おもしろポイントは、
物事のお終いが見えるという青年、武田平助の登場と、
主人公であるルイーズ吉田と恋人の通彦のデート。
武田平助くんのキャラクターがとても面白く、
勝手にルイーズの占いの館に押しかけて助手になり、「まぁ気楽にやりましょうよ」と自分で言ったりと奔放な感じの割に几帳面で整頓上手なとこが素敵です。
ルイーズと通彦のデートは、
夜景のキレイなレストランだとか、オシャレスポットなんかの特別な場所ではなく、
ヤバくないですか!??
エモくないですか!??
その2つの言葉がわたしには、今作1番ハマりました。
いつの話だよ!
と思って、この本が発行された日を見ると
2009年5月。
ステキです。
今は2022年ですし、私の今住んでる近所にはイオンはないので、
地元のダイエーを想像しながら読んでました。
うちの地元のダイエーは3階建で(駐車場含めたら5階建かな)、
1階 食料品売り場、フードコート、パン屋
2階 婦人服売り場
3階 本屋、日用品、ゲームコーナー、ゲーム屋さん、サンリオショップなどなど
それも私が子供の頃に潰れたので
かなり懐かしい私の大切な思い出です。
そこの食料品売り場や日用品売り場なんかで
同棲している恋人と買い出しデートだなんて
とてもステキで幸せそうです✨✨💓
想像しただけで楽しいです。
そういう楽しみ方をしてしまいました。
この本には。
イオンももちろん好きですが、
想像力でもう一度歩き回ってみてください🤗🤗
絶対楽しいです。
そんな楽しみ方をした一冊でした。